テスト

妊娠10週で、赤ちゃんに浮腫が発見されました。浮腫は8mm。その1週間後には10mmに。命に関わる重篤な染色体異常の可能性が濃厚で、子宮内で死亡、もしくは出産後数時間で死亡、無事な出産はほぼ望めないそうです。でも…0.1%の可能性でも、わずかな可能性でも…あなたに会いたいと思い出産。無事、五体満足な赤ちゃんが産まれました。

2010年7月5日月曜日

ルナさん。

5月の終わり頃、ルナさんと言う方からコメントがありました。



”先週39歳になった1児の母です。
只今妊娠14週。頸部浮腫が6ミリと厚く、
6/10に羊水検査することになっています。
毎日不安で不安で、大切な赤ちゃんに話しかけてあげることすら出来ない私。”




ルナさんの周りには予定日の近い妊婦さんも居るコト、
前年の1月に9週で完全流産し、
そのあとやっと授かった大切なお子様だったコト…
とても辛い毎日を送られていたはずなのに、
それでも赤ちゃんを信じて頑張りますとおっしゃっていたルナさん。
私も心配で、祈るようにルナさんのコメントを待っていました。



6/30。ルナさんからコメントがありました。

”6月10日に羊水検査を終えて、
24日に検査結果を主人と聞きに行ってきました。
結果は「異常なし」

本当に本当に長い6週間でした。
羊水検査を終えて安静にしていた時、初めて胎動を感じました。
私はこの検査結果次第では、
赤ちゃんを諦めよう・・・って心の片隅で考えていました。
でも検査結果を聞きに行く日が近づくにつれ、
「本当にそれで良いのか?生んで育ててあげられないか?」
って思いも出てきて・・・

正直最後まで答えはでませんでした。
そして「異常なし」が分かった今、正直ホっとしています。

胎児の浮腫を指摘されて以来6週間、
いろいろな事を考え、ネットを彷徨い、
悪い結果ばかりを考えては悲しくなり、
赤ちゃんの事より自分の事で精一杯でした。
私の赤ちゃんは初めは3.5ミリ、次には4.6ミリ、~最大6ミリ。
頭部に至っては8ミリ位。もう絶望的でした。

羊水検査の時には赤ちゃんが大きくなっていて、
浮腫も2ミリに減っていましたが、
自分の中では希望が持てくて・・・

でも、今は今までの事を取り戻すように、
何だか赤ちゃんの事ばかり考えています。
そしてやっと楽しい未来が考えられる今に、
何だか信じられない思いでいっぱいです。

次の子も男の子のようです。
息子には明日11月にお兄ちゃんになる事を、
教えてあげようと思っています。”




本当にうれしいコメントでした。
うれしくてうれしくて、涙がこぼれました(;; 本当に良かったです。



”浮腫が厚く私の様に39歳と高齢でも、
イコール染色体異常とは限らないという事。
妊娠出来るのは奇跡。
妊娠継続出来るのはもっと奇跡。
そして何事も無く無事に出産まで辿り着けるのは、簡単な事ではないという事。
沢山の奇跡が重なり合い、生まれてくる命だという事。”




ルナさんの言う通りだと思います。
数えきれないほどの奇跡が、命を繋いでるんだなぁ…と心底思います。
産まれるその瞬間まで、きっと心配だと思いますが
応援しています。無事に産まれますように…と祈っています。



今回の記事はルナさんの承諾を得て実現したものです。
”みんなの不安が少しでも無くなりますように。”と快諾して頂きました。
ルナさん、本当にありがとうございます。

これを読んでいる皆さんへ。
ルナさんへのコメントも受け付けています。
暖かい皆さんのコメントは、私にとっても救いでした。
随時認証しますので、もし良ければルナさんにコメントを残してあげて下さいネ。





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